こんばんは魔太郎です。
突然ですが2022年冬にBOOTHにて受注しましたオリジナルグッズが購入者のお手元届き終わった頃かと思います。
たくさんのご注文いただき誠にありがとうございました!
嬉しいことにタペストリーイラスト「専属メイド-リリア-」はPink Mango様にてフィギュア化が決定しました!続報を待たれよ!

さて今回はBOOTH販売のグッズに関係するお話をしようと思います。
魔太郎は販売した商品に関して色々な数字をExcelにまとめています。
税務の関係上ということもありますが、売上げや売上個数はもちろんのこと日付ごとの売上や告知と注文数の関係性など何か役立ちそうな数字は出来る限り書き残しています。
そこで少し興味深い数字が出てきましたのでそのお話です。
さっそくですがこちらの数字をご覧ください。
「92」「55」「20」「21」
さてこれはなんの数字でしょうか?↓ヒント↓

第三弾と第四弾の数はほぼ一緒ですが、新作になれば数字が減っていっているかと思います。
たぶん考えても正解するのは超難しいと思うのでささっと正解を発表します。
この数字がなにかと言うと
「キャンセルの件数」です。
まず「キャンセル」とはBOOTHで商品を購入した場合、「クレジット決済」「楽天pay」の他に「銀行・コンビニ決済」という決済方法が選択出来ます。クレジットなどはその場で決済が完了するんですが、「銀行、コンビニ決済」はその場で決済が完了出来ないため、手続き後、三日以内に支払いを完了していただく。というルールがあります。
その支払い期限を過ぎると自動的にキャンセルとなります。
つまりキャンセルの件数というのは受注予約期間中(約一か月)の間にあった銀行・コンビニ決済の支払い期限を守れなかった数ということです。
正直キャンセル自体は別にそんなに悪いことだとは思っておりません。歓迎するとまでは言いませんが、急遽お金が別に必要になった。ガチで期限忘れてた。支払おうとした日に予定が入ってしまった。など理由があると思いますので。
ただそういった日常的な理由でキャンセルになった件数がこんなに激減する。ということはなかなか起こらないと思います。
※ちなみに抱き枕シリーズ第一弾~第四弾の販売数はほぼ同数程度です。
そしてその「キャンセルの件数」が減っているのは何故?というのが今回のお話です。結論から申し上げますと(あくまで魔太郎の憶測)
転売目的が減少した。
と考えています。
経験上になりますが、予約期間で一番キャンセルの数が多い日がいつだかわかりますか?
皆さん正解ですッ!
そう!最終日です!
なんといっても最終日が一番売れます。売上げの25%~30%が最終日一日だけで売れます。駆け込みで購入する方がやはり一番多いんです。その分キャンセルの数が多くなるのは当然です。
しかしキャンセルの割合は違います。いつかわかりますか?
実は初日なんです。
注意)実際の販売数ではありません。

注意)実際の販売数ではありません。
図で分かる通り、キャンセル数は最終日が多いですが割合は初日が高いですね。
ここにキャンセルの件数が減った理由が隠されているのかな。と自分は考えています。
魔太郎はboothで販売する商品に関して一貫して「完全受注」で販売しております。欲しい人全員に行き渡ってほしい!これに尽きます。
中には数量限定などを設けているサークル様もいらっしゃいます。もちろんこれは悪いことではありません。やはり印刷会社に先に印刷物の料金を支払うので予算に限界があります。つまり印刷数にも限界があるということになります。魔太郎も備えてはいますが当然予算には限界はあります。
本題に戻りまして、数量限定グッズを販売するサークル様と魔太郎グッズのキャンセル件数の関係性についてです。上記で説明した数量限定販売しているサークル様でよく目にするのが「受注生産ですが、数量限定です。」という形です。これは記載の通り受注はするけど数量は無限じゃないよ。というもの。
そしてこの販売方法もしているサークル様と魔太郎がどちらも「受注生産」と記載するんです。そのため魔太郎が受注生産と書いていても数量限定かもしれない。と勘違いをしてしまうんだと思います。
「魔太郎グッズも受注と書いてあるけど数量限定かもしれない!とりあえず銀行コンビニ決済で押さえておけ!」→「あれ?すぐに売り切れていないぞ」→「数量限定ではない!」→「プレミアはつかない!」→「じゃーいらない」こんな感じかと思います。
完全受注をやり続けて「魔太郎のグッズは完全受注生産だ!」ということが認知され、転売をしているであろう方々が魔太郎のBOOTHに寄り付かなくなってきたのだと思います。
それで初めにお話ししたこの数字
「92」→「55」→「20」→「21」
この数字で分かる通りキャンセルの件数が見る見るうちに減ってきました。
おそらく何かしら日常的な理由があってキャンセルしてしまう方々は20件程度でこれ以上は減らないのかなと思います。
正直言うと気にもとめてはいませんでしたが、今回なんかキャンセル少なかったかな?と思い、件数を確認してみたらこうした結果が出てきて勝手に解決していました。というのが今回のお話でした。
ただ印刷して売る、という単純作業ですがよく見ると面白いことがあるんだな!と思う今日この頃です。
ここまで長文をお読みくださり誠にありがとうございました。
受注生産に関して「欲しい人全員に行き渡ってほしい!」と書きましたが、「再販もしてくれ!」と思った方々もいるかと思います。
言い訳を言わせていただきますとやはり少数での発注では採算が合わないので、難しい面もあります。
ですが、とにかく再販の要望を多くいただいていた「エルフ村」こちらのタペストリー『セシル&ククル』『ククル』を再販しようと思います!

ご案内はもう間もなくの予定ですので、今しばらくお待ちください!
では今回はこの辺で!
じゃーの!