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kemono
Scraped: 12/31/2024
Indexed: 1/1/2022
Updated: 2/17/2024

【コラム】身の上話やオカルト話

こんにちは!鳴島かんなです!


今回の記事は久々のコラム記事です。


そして敢えてですが今回は絵の全く無い完全なコラム記事です。


軽い読み物として読んで頂けたらなと思っています。

めちゃくちゃ長い話ですが……


内容的にはオカルトです。

…と言ってもおばけがどうだとかそういうのではないです。

どちらかというと精神性の話。


ただ後味の悪い話です。スカっともしません。


当然こういった話が苦手な方も多いと思うのでオカルト話をする前にはちゃんと一息いれますのでご安心下さい。


私はオカルトが好きです。そしてかなりオカルト要素というのを信じています。

よく自分の事を「信仰深い人間だ」と言うのですが、それは引越しをしたら「新しく住む土地の土地神様にご挨拶に伺う」「今まで住んでいた土地の土地神様にお礼を言いに行く」だったり「北枕をしない」「夜中に爪を切らない」等のよく言われることを守る…といった意味での信仰深さです。

宗教やそういった類の物には全く興味が無く、特定の神様を崇めるような事もしません。

でも神様や霊的な物は存在するのだろうと思っています。


後に話しますが数年前に実際に体験したこと、自分なりの考え方から今はかなりそういった目に見えない力というのを信じています。


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まずこの話をする前にヘチョい漫画の作り方と私の身の上話を少し話す必要があるのでお付き合い頂ければと思います。

(オカルトだけ読みたい人は下にスクロールしていただければ大丈夫です)


ヘチョい漫画の作り方

私達第三水産加工場では今年6月まで「ヘチョい漫画」という週1の4コマ漫画を連載していました。

内容は「鳴島かんなさんの日記」

以前からちょこちょこ書いてはいたことですが、この漫画はリアルの人物を題材にする関係上、人物の特定を避ける為に一つのキャラクターの中に複数人が入っている事がありました。

(勿論中の人もガワも単体のキャラクターというのはいましたが)


「鳴島かんな」のキャラクターには主に私と女性メンバーの2名が入っており、わかりやすい部分だとイラストレーター業ネタは私、その他は女性メンバーネタといった形になっていました。

これはうちの女性メンバーがシナリオを組んでいたのですが、一時期私が元勤め先とドンパチやっていた為会社ネタがあった時期がありました。


今回はそのあたりの話になりますのでもし気になったら読み返してみてください。

ちょっと違った視点で読めるかもしれないです。


私の身の上話

さてここからは私の身の上話。

というのもこれをしておかないとこの後するオカルト話もワケが分からないと思いますので…


私は今まで「イラストレーターの鳴島かんな」として表には出ておらず、裏で会計業務や企業様との交渉なんかを行っていました。

Twitterや挨拶周りに関しては「鳴島かんな」をメンバーの女性に一任していました。


というのも私は元々「イラストレーターにはなれない人間」だったのです。


どういうことかと言いますと、私の一族はとある商社を運営しています。

今は私の叔父が社長をしていますが、次の後継ぎに当てられる年齢の男子が直系の一族の中では私しかいませんでした。


日本企業は今でも一族を役員に据える事が多いです。

そのため私は大学卒業後、2年程はCD関係の会社で働いていましたがほぼ強制的に一族の会社に引きずり込まれました。

正直こういった事は幼少期から多々あった為「あぁまたか」程度にしか感じていませんでした。

それだけ感覚が麻痺してしまっていたんだと思います。


一族の会社に入ってからは酷い物でした。

まず給料は1ヵ月で1万円貯金できるかどうか程度。

どれだけ残業しても残業代はでません。

国家資格も自費で取りました。

上司以上の成果も常に出していましたが賞与は出ませんでした。

会社の近代化にも貢献しましたが当然何も無し。

その他色々ありますが、特にお金に関する部分は書ききれません。


理由は単純に「後に社長になるんだし食いっぱぐれはしないのだから今は一族として奉仕しろ」という物


ある時新たに子会社を設立する計画が社内で持ち上がりました。

その子会社の社長が私。

これがまた酷い条件でした。


詳細は伏せますが

・会社として利益は上げ続けること。またその企業努力をすること。

・私への給料は親会社からの「業務委託費」として支払われる物のみ。

こんな感じです。

子会社の社長と言えど肩書きだけで、私の収益はそれまでと全く変わらないどころかそれ以上の奴隷っぷりを強いられました。


このタイミングで私は一族の会社を裏切りました。


会社としては税金対策で私を2年間フリーランスにする必要がありましたが、そのタイミングで私は一族の会社と契約を交わさず、また指定された登記内容とは別に登記を行い「完全に独立」と言う形を取ったのです。


幸い私は皆さんというファンの方々に恵まれ、第三水産加工場という仲間達にも恵まれた為、今のようにイラストレーターとして独立することができました。


長々と書いてしまいましたが要約してもこれくらいになってしまうのが困り物。

今回のオカルト話はこの独立した時期の話なります。




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ここからはオカルトの話になりますので苦手な方はここまでにしておいてください


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さてようやくここからが本題の「なぜ私がオカルトを信じるに至ったか」の話になります。

大変お待たせいたしました。


私が会社に在籍中、世間はコロナ禍に見舞われました。

周りの会社でも徐々に在宅ワークが増え、東京に出社する事自体が危ないという情勢になりました。


私が勤めていた会社でも在宅ワークが導入され、営業職ですら在宅が推奨されるようになったころ、私は一人出社させられており、発注から経理の打ち込み、電話対応等のオフィス業務をこなしていました。

コロナ禍の始まったばかりの頃でしたから当然その恐怖と自分だけが激務になる不満は私の精神を壊しました。


私以外にも社長が出社していましたが、社長に関しては基本オフィスには戻らず外回りというスタイルでした。


私はこの時期から一人の時には積極的に「声に出して」口汚い言葉を吐くようにしていました。


当時から私はオカルトにある程度興味があり、この行為は「場を穢す」ことを目的とした行為としてワザと行っていました。


自身の人生をコントロールされ、未来まで好き勝手にしようとする一族に対して湧き出てくるどうしようもない怒りや恨みをその場に植え付けていたのです。

正直これが何かの儀式として成立していたかは知りません。

ただ間違いなく怨念をオフィスに蓄積させてはいたと思うのです。


そんなことを1年程続けた後、私が会社を去る日が来ました。

私は去り際に社長である叔父に向け、全ての怨念をぶつける為の言葉を吐きました。

内容はおぞましいので書きたくもないです。


その一週間後に叔父家で飼っていた犬が死にました。


犬は2歳の大型犬で、私も会社を去る数日前に見かけていましたが、とてもどこか悪いようには見えない、元気そのものでした。


でも突然死にました。


その話は会社を辞めた数か月後に母から聞きましたが、正直私はゾっとしたのを覚えています。


犬は動物でありながら人間と生活を共にする「家族」とされている事が多いです。

神社の狛犬や数ある神様、果てはオカルト話にもよく登場する動物です。

つまるところ犬は動物でもあり、人間でもある所謂中間体に位置する生物である為「目に見えない力」に干渉することができるとされている記述が多いのです。

また犬は「主を守る」習性をもちます。

叔父家の犬にとっての主は「叔父」であり、私が穢れの全てを打ち込んだ相手です。


本当に偶然かもしれないし、他に理由があったかもしれないし、もしかしたら持病があったのかもしれないです。

犬の状況はそこまで詳しくは知らないのですが、とりあえず突然死だったそうです。


私には犬が叔父の身代わりになったようにしか思えませんでした。

とにかく偶然とは思えない「ナニか」を感じてしまったのです。


以降私は割と本気でオカルトを信じるようになりました。


30超えたおじさんが何言ってるんだと思われるかもしれませんが、可能な限りよくない言葉も使わないように意識をするようになりました。


それまでも縁起関係の事はある程度は行っていましたが、しっかりとした手順をふむようになりました。


以降私の生活は非常に良い物になっていきました。

今までの人生で縛られていた「一族」から解放されたのもあり、私の世界は今までにないほど明るく、広くなって行きました。


神様のご加護かもしれません。違うかもしれません。

見えませんからわかりません。

でも精神が以前よりも「なにか良い物」で満たされているのはわかります。


おそらくは心の奥底で「自分が真に思っている正道」を歩んでいるからだと思います。

誰かに対して後ろめたい思いも無く、縁起の良い、自分と世間に対して正直な生き方ができているのだと思っています。


ここまで書きましたが、正直私はこういった神様や縁起的な物に関しては完全に「自分の精神」だと思っています。

それこそ「言葉にはそれを現実にする力がある」という「言霊」が一番わかりやすいものなのではないかなと。

暗示…とまでは言いませんが、言葉に出す事で「本当に本心から自分にそう思わせる」ことで人間の動きに影響が出てくるのではないかなと思います。


部屋を汚くしているとよくない物が寄って来る……なんてよく言われますが、そりゃ汚い部屋にいたら病気になりそうですし、綺麗な部屋に住んでいれば精神衛生上も満足感が高いので私生活の質も上がるでしょう。

多分、オカルトってそういうもんなんだと思っています。

魔法的な部分は創作に使えて、あとは結局人間なんじゃないかな。


なので私はもう一生叔父には会いたくありません。

これは叔父の事が苦手だとか引け目を感じているというわけでは無いです。

実際に犬が叔父を守護しているかは知りませんが、少なくとも私の心の中に刻まれた叔父家の犬の影に噛みつかれそうな気がしているのです。


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さてさてちょっと暗い?話ではあったので最後に一つ、仕事の縁起について丁度最近調べた事があったので書いておきます。


これは分野としては風水になりますが、仕事をする時、方角によって様々なバフが期待できるようです!

東…発想力UP 西…交渉力UP 南…支持力UP 北…集中力UP

だったと思います!


私は絵描きですので人気が欲しい…でも発想力も欲しい……と悩んだ結果、南向きを選びました。

結局は皆さんに面白がってもらうのが一番なので!


今回の記事、非常に長いコラム記事になりましたがいかがでしたでしょうか?

あまり絵無しの記事はやらないのですが今回はTwitterにてそこそこオカルト話聞きたいと言って下さった方がいた事と、私の会社の話を聞きたいとおっしゃられていた方が複数いらっしゃったので書いてみました。


それと最後にこれだけ。


私はオカルト話が好きです。

ですが「オカルト」と言っても所謂「怖い話」はあまり好きではないです。

怖がらせることを目的にしたお化けやそれ系の怖い話は単純に怖いですし、ぶっちゃけ目的が違う、それならデカい音のなるゾンビ映画とかと同じなんです。


あとはこういったオカルトを茶化して怖がらせてやろう的な物も嫌いです。

オカルトは確かに怖かったり不気味だったりする物も多いですが、要はその物がオカルトに成った背景、思想、経緯を見る事のできる歴史の裏側を見る事ができる物だとも思っています。

ですからただ坦々とそこに「有る」のが良いと思っています。


どちらかと言うと私がオカルトに求めているのはSF的な力や歴史や生物的なロマンの方に近いんじゃないかなと思っています。

UMAとか…いいよね!!


まぁ結局は人間って結構「心」に強く影響を受ける生物だなと思っています!

これからも健康な心で、楽しくてエッチな絵でも描いていきましょう!!


それではまた!!

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Published: 8/20/2022, 7:44:03 PM

Added: 8/20/2022, 8:50:42 PM

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