某所にゴミ屋敷同然の肉屋がありそこに無料でヤレる女がいると都市伝説を聞いた
興味本位でその裏通りに行ってみた
細い路地の奥 今にも倒壊しそうな小屋にゴミが散乱し
劣悪な環境なことは近寄らずともわかる
そんな場所でタダでヤレる女
どんな化け物が居るのかとビクビクしながら近付いていった
桃色の髪の少女が一人座っていた
吸い込まれるような深く青い瞳と目があった
「お食事ですか?抜きますか?」と聞かれ
あまりにも場違いな無垢な笑顔
そして美しい顔立ちと健康的な身体に
僕は怖気付いてしまい走って逃げてしまった

数週間後
どうしてもあの美しい少女が忘れられずにもう一度
あの場所を訪ねて見ることにした
しかしその場所はもう無くなっていた
そこには公衆便所と汚れた便器が一つ置かれていただけだった
